夏の日照りと秋の長雨
皆さまご無沙汰しております。
ノウエンの蕨野です。
暑い暑い夏から一転、朝晩は随分涼しくなりましたね。
ノウエンでは只今フルスピードで稲刈りを行っております。
2018年稲刈り
例年ノウエンでは8月末から9月中旬にかけて稲刈りを行っていますが、今年は長雨のせいでなかなか進んでおりません><
自社の畑だけでなく、地域の皆さんの田んぼも請負で稲刈りを行っているため、毎日お天気との戦いで気が抜けず。。。
雨雲レーダーとにらめっこしながら1枚でも多く刈れるよう予定を考えるのですが、いかんせん天気が変わりやすい地域で、レーダーでは予測しきれない雨がよく降ります。
9月も下旬に差し掛かろうというこの頃、本当にこの長雨には悩まされております。
米倉庫まで片道20分かかるため、米の移動だけでもかなりのタイムロス。
もっと倉庫が広ければ!!!
今年は写真右側の新人(すでにベテランの風格)志歩ちゃんが籾摺りの準備など本当に段取り良く進めてくれました。
農園長は地域No1の猛スピードでコンバインを操り、代表も朝早くから遅くまで本当に休む間もなく畑に出てくれております。
また他にも多くの助っ人の皆さんのおかげで何とかノウエンの毎日は回っております~><
9月岩津ねぎの現状
さて、大事に育てている岩津ねぎですが、大変な大草にまみれております。。。
もう、草がひどすぎて本当は写真を見せたくなかったくらいです( ;∀;)
8月の間は20日間も雨が降らないという日照りに悩まされ、定植から間もなく根が弱かったネギから枯れ枯れの状態が続き…。
枯れてしまったねぎは灼熱の中、捕植を繰り返しておりました。
しかし9月に入ってからの長雨によって、畑はじゅるじゅる。人も機械も入れない状態が続いてしまいました。
その結果、この大草&軟腐病による被害が出ております。
機械が入れないほど畑がじゅるかったので、ひたすらテデトール(手で取る=人力)。。。
ほぼ二日間ひたすら草抜きをしていました。
また軟腐病の被害が出ているねぎを土から除去して、病気の広がりを抑えます。
あんなに捕植を繰り返したのに、病気にやられてしまい溶けてしまったねぎを見ると、一体何をしているのかという気持ちにもなります。
最後には機械も入れるようになりこの美しさ!!
なんとか大草を退治することができました!
「農業は毎年1年生、今年も1年生や!」と叫んだ代表の言葉を胸に、1年生なりに真っすぐできることをコツコツと続けていきたいと思います。
この後、岩津ねぎは土寄せの作業、10月に入れば丹波黒枝豆の出荷と予定が盛りだくさん!
秋の味覚も楽しみながら乗り越えて行きたいと思います!
季節の変わり目で皆さま体調を崩されませんようお気を付け下さいね。